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アテネ アドリアノスの図書館

アドリアノスの図書館

2世紀頃にローマ皇帝アドリアノスが建てたもの。
建物の一部しか残っていなくて、中はこちらも空き地状態。図書館だった面影はありませんでしたが、プラカ地区を歩いていると何度も見ることになると思います。

アテネ アドリアノスの図書館の写真

図書館といっても、現在は壁だけになっていて、こちらも中は完全に空き地のような状態でした。
写真の柱は、パルテノン神殿の柱とは造りが異なっていて、時代の変化とともに建築様式が変わっていくのも面白いですね。
ちなみにこの遺跡の前も、普通におみやげ屋さんが立ち並び、広場ではショーが行われていたりと、街の真ん中に遺跡もあるという不思議な場所です。

アドリアノスの図書館の看板

アドリアノスの図書館もほとんど廃墟

磯石と残った壁

のら猫発見!

教会の看板

現存する教会の一部

見事な柱

少しずつ修復されているんですね。

柱の間から図書館跡地が見えます。

パルテノン神殿の柱とは作りが違います。

柱と壁の裏側

アリオス・パゴスから見たアドリアノスの図書館



パルテノン神殿やアクロポリスの遺跡と同じように、修復作業はしているようでしたが、どれくらいのペースで進んでいるのかは疑問が残ります(笑)
一応修復工事の人がいましたが、遺跡の中にひまわりが植えてあったりと、現状維持でOKという感じ?
最初は「納期とかないのか?」と思っていたんですが、昼間あれだけ暑いと作業もできないということ?
大陸気質も手伝って、「できた時が納期」という感覚でしょうかね?
そう考えると、「日本人は勤勉だ」と言われるのがよくわかります。